ノマドや副業ブームの影響で、Webライターに興味を持ち始めた人も多いのではないでしょうか?
しかし、中には
未経験者
そもそも、どうやったらWebライターになれるの?
といった疑問があって、なかなか始めることができないという人もいるでしょう。
そんな方のために、今回は実際にWebライターとして活動している私が
- Webライターの仕事内容
- Webライターの始め方の5ステップ
- Webライターになるメリットとデメリット
- Webライターを始める前によく聞く疑問とその回答
について書いていきます。
この記事は、私がWebライターを始める前に疑問に思っていたことなどの経験をもとに書いているので、現実味があります。
「Webライターになりたいな」と考えている人が、Webライターへの道を1歩踏み出せるきっかけになれば嬉しいです!
Webライターの主な仕事
Webライターの仕事はたくさんありますが、大半の人は「SEO記事」の作成から始めることが多いです。
SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化のことです。
つまり、SEO記事とは「検索エンジン(主にGoogle検索)で上位表示されるように工夫した記事」のことです。
SEO記事を執筆する上での作業は、以下のようなものがあります。
- キーワード選定
- 構成作成
- 執筆
- CMS入稿(CMSとは、執筆した文章をWeb上に記事として反映させるシステムのことです)
Webライター初心者は、構成などの作成が終わった状態の「執筆部分のみ」を担当することが多く、執筆以外の部分を担当するようになれば、得られる収入がアップしていきます。
Webライターを始め方の5ステップ
Webライターを始めるには、以下の5つのステップで進めていくことが一般的です。
【ステップ1】パソコンなどの環境を準備
パソコンを持っている人ならそのまま使えばよいのですが、「会社用のパソコンしか持っていない」や「スマホしか持っていない」という人は、ライター用のPCの購入やWi-Fi等の環境の準備が必要です。
PCのスペックは、「これ以上必要」といった決まりはありません。
- WordやGoogleドキュメントが使える
- 自分の好みのデザイン
- 使い勝手がいい
といった3点を中心に選びましょう。
楽天Rebatesなら、量販店ではポイントがつきにくいMacをはじめ、FUJITSU・NECなど、さまざまなパソコンの購入で5〜10%のポイント還元が受けられるのでおすすめです!
【ステップ2】クラウドソーシングサイトに登録
パソコンなどの準備ができたら、クラウドソーシングサイトのアカウント登録をしましょう。
クラウドソーシングサイトとは、企業や個人がクライアントとなって仕事募集をするサイトのことです。
代表的なものに「クラウドワークス」と「ランサーズ」の2つがあります。(リンクからサイトに飛べば会員登録できます)
どちらも仕事の案件数が多く、初心者でもライティングの仕事をゲットしやすいのが特徴です。
実際、私もこの2つに登録してWebライターを始めました。
ぜひ登録して、Webライターとしての第1歩を踏み出してみてください!
【ステップ3】案件を探す
クラウドソーシングサイトに登録できたら、ライティング案件を探しましょう。
案件の検索ページから、カテゴリに「ライティング」と書かれたものがあるのでクリックし、自分にあった仕事を探します。
初心者が最初に取り組みやすいのが「タスク案件」です。
タスク案件とは、実績や応募文などが必要なく、指定された作業(タスク)をこなせば報酬が受け取れる案件のことをいいます。
まずは、自分の興味のあるジャンルや書けそうなジャンルのタスクをこなしましょう。
タスク案件は「今後Webライターとしてやっていけそうか?」や「Webで文章を書くのが苦手ではないか?」といった目安にもなります。
タスク案件をこなして自信がついたら、プロジェクト案件に移りましょう。
プロジェクト案件とは「〇〇といったテーマで記事を書いてほしい」というクライアントからの募集があり、その募集にライターが応募して、クライアントから依頼された人だけがライティングできるというものです。
タスク案件に比べて、仕事の単価が高く、マニュアルや添削付きのものもあるため、ライターとして収入アップやスキルの向上が見込めます。
プロジェクト案件にチャレンジするためには、ステップ4の作業が必要になります。
【ステップ4】提案文を書く
提案文とは、「私はこの案件に向いています!」という理由を文章にして送る履歴書のようなものです。
- 自己紹介
- 案件に興味を持った or 向いていると思った 理由
- これまでの実績(ポートフォリオ、書いた記事のURL など)
などを載せます。
※提案文では、「クライアントの依頼文をよく読み、依頼の意図は何なのかを読み取ること」が重要です。
初心者のうちは、実績がないため、なかなか採用されることはありません。
そのため、タスク案件をこなし、良い評価を集めておくことが重要です。
プロジェクト案件に応募する際は、自分自身が「趣味にしている」or「知識を持っている」ジャンルで、文字単価0.5~1円あたりのものに応募していきましょう。
実績がなくても、ジャンルに関する知識があることはアピールできるからです。
20件応募して1件依頼がもらえればラッキーくらいの気持ちで受けると、落ちた時に落ち込まなくてすみます。(私の場合はそれぐらいでした 笑)
【ステップ5】依頼された案件で執筆を進める
ライターとして採用されたら、あとはひたすら文章を書くだけ!
そして、ライター初心者が執筆にあたって気をつけるべきことは、以下のことです。
- 用意されたマニュアルはしっかりと守る
- 納期は厳守(体調不良などで遅れそうな場合はすぐに連絡!)
- クライアントからの連絡にはすぐに返答(最低でも24時間以内)
- わからないことがあれば調べて、それでもわからなければクライアントに相談
- 同じミスを繰り返さない
上に書いたチェック項目を破ってしまうと、クライアントの信頼を損ねてしまいます。
初心者のうちは、慣れないことがたくさんあって、ミスしてしまうこともあるでしょう。
クライアント側もある程度分かっていて依頼しているので、上記のチェック項目に注意し、ドンドン案件をこなしていきましょう。
高単価でWebライター始めたい人がやるべきこと
先ほど、初めはタスク案件から受けるべきと言いましたが、最初から高単価のプロジェクト案件を受けたいと思っている人もいるでしょう。
初心者ライターの単価が低い原因の多くは「クライアント側の指導や修正が必要で、手間がかかるから」です。
高単価でライターを始めたいのであれば、
- ライティングに関する講義の受講
- 実力あるライターからの添削を受ける
- ブログの運営
をやっておくことを強くおすすめします!
ライティングに関する講義や記事の添削を受ける
自分自身のライティング力を上げるためには「ライティングに関する講座」や「実力あるライターからの添削」が1番手っ取り早いでしょう。
自分でライティング力の変化を感じとるのはかなり難しいのです。
ライティングの講座は「自分自身に自信をつける」ことにつながります。
また、先輩ライターさんからの指導や添削を受けることで、外から見た評価を得られます。
この2点を兼ね備えた教材で、私がおすすめするのはWritingHacks
とWEBライターラボ(不定期募集)です!
WritingHacksが気になった方は、こちらの記事を参考に受講を検討してみてください。
ブログを運営する
ライティングに関して勉強した内容をアウトプットするために最も有力なツールが「ブログ」です。
ブログ運営には、執筆はもちろん、画像の挿入や校正作成など、Webライターに必要な能力の全てが求められます。
そのため、Webライターとしての経験がなくても、ブログの記事をポートフォリオにしながら営業をかけることができます。
実際、私はブログを運営していたおかげで、初めから文字単価1円の案件をゲットすることができました。
(その後は0.7円の案件などもありましたが…)
ブログ運営におすすめなのは「カラフルボックス」です。
こちらのサービスでは、ブログ運営で定番の「WordPress」に必要なサーバーとドメインがまとめて取得できます。
Webライターとして働くメリット
Webライターを職業にするメリットは、以下の3つが特に大きいです。
【メリット1】場所を気にせず稼げる
Webライターの1番のメリットといえば、「場所を気にせず稼げる」ことでしょう。
フリーランスとして人気の職業の動画編集者やプログラマーも場所を気にせず稼げる職業です。
しかし、ネット環境に左右されやすく、電波が弱い地域だと仕事が進まないということもあります。
その点、Webライターであれば、チャットが使えて文字を執筆できる環境があれば、どこでも仕事ができます。
また、多少時間はかかりますが、スマホでも執筆可能です。
【メリット2】初期費用があまりかからない
「初期費用がかからない」というのもWebライターの魅力の1つでしょう。
ネット環境とパソコンさえあれば、「Webライターになろう!」と決めた日からすぐに仕事を始められます。
また、新しく必要なソフトや高性能なパソコンを購入する必要はありません。
最初からあまり資金をかけられない学生の方などにもピッタリです。
【メリット3】過去の経験が活かせる
「過去の経験をもとに仕事ができる」のもWebライターのメリットです。
Webライターとして文章を執筆できるジャンルは多岐にわたります。
例えば、以下のような選び方ができます。
- キャンプが好きだからキャンプギアやおすすめのキャンプ場を紹介する記事
- 看護師の資格を持っているから、医療系のジャンルの記事
- 子育ての経験があるなら、子育てや教育のジャンルの記事
趣味や仕事など、人生で経験してきたことが活きるというのは大きいでしょう。
Webライターとして働くデメリット
Webライターにはメリットだけでなく、デメリットもあります。
【デメリット1】すぐには稼げない
Webライターの収入は、主に以下の3つで決まります。
- 文字単価×文字数
- 記事単価×記事数
- 時給×働いた時間
つまり、働いた分だけ収入になる仕事です。
ブログ運営やライティングに関する学習をしていない初心者のうちは、1記事あたりの単価が低かったり、仕事が取りにくかったりして、大きな収入には繋がりにくい場合が多いです。
実績を重ねていくことで徐々に単価が上がっていきますが、初めの段階で一気に稼げるというイメージを持っていると、「予想と違っていた」となってしまいかねません。
【デメリット2】書くことが苦痛だと続けられない
Webライターの仕事は、「Writer(書く人)」という言葉が指すとおり、文章を書くことでお金が発生する仕事です。
この「書く」という行為が苦手だと、ライターの仕事はかなりしんどいでしょう。
ただ、もし稼ぐために「苦手でも、ビズネスとして割り切ってライターをする」という気持ちがあれば問題ありません。
Webライターを始めるにあたってよくある質問
こちらでは、Webライターを始めるときによく聞かれる質問とその回答を紹介します。
Q1.未経験からでもWebライターになれますか?
A. なれます!
スキルを学ぶ姿勢と積極的にチャレンジする意思があれば、仕事も取れ、着実に収入がアップしていくでしょう。
Q2.Webライターが向いている人は?
A. 以下の人は向いているでしょう。
- 「考えて書く」という作業が好きな人
- ブログを運営して稼げなかった人
- 始めやすい副業を探している人
Webライターは「始めやすい」仕事なので、まずはチャレンジしてみてください!
Webライターになりたい人にオススメな本は?
A. 私はこの3つの本を主におすすめします!
- 取材・執筆・推敲 書く人の教科書(古賀 史健さん)
- 沈黙のWebライティング(松尾 茂起さん)
- Webライター未経験から月収100万円を稼ぐまでのロードマップ(沖 ケイタさん)
どの本もライターにとって勉強になる内容がつまっているので、読んでみてください!
Q3.Webライターは実名で活動しなければいけませんか?
A. 実名でなくても活動できます!
ライターは、文章の上手さが評価されれば、ニックネームでも問題ありません。
副業バレしたくない人や顔を出したくない人など、本名を出したくない場合は「ペンネーム」を用意するとよいでしょう。
Q4.Webライターの仕事は辛くない?
A. 人によっては辛いでしょう。
仕事には、どうしても合う合わないがあります。
ただチャレンジしてみないことには、合う合わないが分からないので、1度やってみてください。
まとめ
今回は、Webライターの始め方について紹介しました。
Webライターを始めるために必要なものは、「パソコンとネット環境」の他には、「チャレンジする気持ち」だけです。
不安を持ちすぎず、「ちょっとやってみようかな」くらいの気持ちで、まずは副業として取り組んでみてください!
コメント
Thank you for sharing this insightful article! I found the information really useful and thought-provoking. Your writing style is engaging, and it made the topic much easier to understand. Looking forward to reading more of your posts!
Thanks!