第1回目のコラムのテーマは<本の「はじめに」の部分を読めば、リード文が上手くなるんじゃないっ?>です。
ライター初心者や、少し仕事に慣れてきたけどリード文の書き方が固定化してきて悩んでいるライターの方には参考になると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
正直、リード文を書くのってめっちゃ難しくないですか?
”読者を惹きつける”というのが目的のものですが、
- 自分の伝えたい内容が伝わりきらない
- 内容がまとまりきらなくてダラダラと書いてしまう
といったこと、あると思います。
また、仕事に慣れてくると同じようなリード文を書いてしまいがちですよね?
私も、よく下のような文章を書きます。
巷で話題の<〇〇>。
でも、▲▲や■■のような悩みを持っていて、なかなかチャレンジできない人も多いでしょう。
今回の記事では〜、〜、〜といったことを紹介しながら、あなたが〇〇に対して持っている疑問や悩みを解消していきます。ぜひ参考にしてみてください。
といった感じです。(特に変な部分はないけれど、ありきたりで面白みがないなと思います。)
でも、同じような構成が通用しない記事があったり、ありきたりな文章では十分に相手を惹きつけられないなんてことも…。
そんな時に参考になるのが、ビジネス書などに書いてある「はじめに」の部分です。
本の「はじめに」という部分は、Web記事のリード文とほぼ同じで「読者を引きつけたり、筆者の意図を伝えたり」するためのもので、各社の編集者たちがあらゆる手を使って書き上げているはず!
つまり、リード文とやっていることは一緒の「上位互換の文章」ということです。(読む本によっては参考にならないこともありますが…)
私の場合、参考にしようと思って読み始めてから、
- 具体例のしっかりとしたイメージを描く
- 読者になってほしい将来像を書く
- 他の記事との差別化しているポイントを書く
といったリード文の書き方もあるなと気づきました。
ここに挙げたポイントはあくまで私が気づいたものなので、読む人によって上記以外の新しい書き方を学ぶことができると思います。(駆け出しライターであれば、特に気づきが多いものになるかと。)
ただ1つ注意しないといけない点は『本の「はじめに」は長めなことが多いので、要素を抜き出して自分なりにアレンジする必要がある』ということです。
はじめは「自分が心を動かされた」や「この書き方は読みやすいな」と感じたポイントでメモなどに書き起こしておくと、次第に自分の文章に活きてくるので、やってみてほしいなと思います。
この気づきは「音読&添削しながらの読書」から得られたものなので、これも皆さんにおすすめしたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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